長崎市新小が倉2丁目の認定こども園さくら幼稚園さくらんぼ保育園が風船に付けて飛ばしたメッセージに、このほど返事が届いた。返信してくれたのは、直線距離で約630キロ離れた滋賀県甲賀市の男性。
9月の運動会で、園児の絵を付け、100個の風船を飛ばしていた。約10年続く恒例行事だが、九州外からの便りは初めて。「畑で見つけました」「園児の健やかな成長をお祈りしています」。手紙とともに、飛ばした風船も同封してあった。
風船と手紙は園内の掲示板に日本地図と一緒に飾り、園児たちも「海を越えていったんだね」と興味津々。今度は男性に絵を送る予定だ。「離れていても心は近くに感じました」と同園。
