長崎市の郷土史家、越中哲也さん(98)が13日、同市三ツ山町の長崎純心大で「長崎県の文化財」と題して学生向けに講義。和やかな雰囲気で話を進めた。
同大の博物館実習の一環で、文化コミュニケーション学科などの3、4年生16人が聴講。越中さんは本県の国宝や国重要文化財、長崎くんちなどの歴史を親しみやすい語り口で解説し、学生らは熱心にメモを取っていた。最後に「長崎には文化財がたくさんある。興味を持たれたものから研究されたらいいですよ」と語った。
同学科3年の前田茜さん(21)は「いつもテレビで見ていた長崎文化の第一人者。話の内容も分かりやすくて楽しかった」と話した。
越中さんが学生に講義 純心大で長崎文化を解説
- Published
- 2020/10/16 15:30 (JST)
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