藤原竜也&真木よう子、「青のSP」で18年ぶりの共演

藤原竜也が、2021年1月期スタートのフジテレビ系連続ドラマ「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」(火曜午後9:00=関西テレビ制作、開始日未定)に主演し、18年ぶりに真木よう子と共演することが分かった。

藤原にとって同系の連ドラでは初主演。学校内警察が試験的に導入された中学校を舞台にスクールポリスとして配属された嶋田隆平を演じる。ヒロイン役を務めるのが、藤原とは映画「バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌」以来の共演となる真木。嶋田が着任する赤嶺中学校の3年1組担任で国語教師・浅村涼子に扮(ふん)する。

警視庁捜査一課の敏腕刑事で常に冷静沈着で毒舌家の嶋田が、東京都の中学校で導入されることとなった日本で初めてのスクールポリスに志願。スクールポリスに反対の立場をとる浅村は、罪を犯した生徒に対しても無情に手錠をかける嶋田とたびたび衝突を繰り返す。「SNSトラブル」「生徒の薬物疑惑」「盗撮」「セクハラ」など、校内外で起こるさまざまな問題に、嶋田が立ち向かう異色の学園エンターテインメントだ。

藤原は「今作のお話をいただくまでスクールポリスという制度を知らなかったんですが、撮影を重ねていくうちに非常に興味深いテーマだと感じて、自分も学びながら演じさせていただきました。スクールポリス制度はあってもいいんじゃないかという時代になってきている気がします。すぐそこの未来を予言しているような、新しいタイプのドラマになっていると思いますね」とアピール。

18年ぶりとなる真木との共演には「よう子ちゃんは、みんなが割とほっこりするようなNGを出します。そういうところで緊迫したシーンでもスタッフの方々も和むから、彼女の人柄なんだなーと思います。あと真面目です。監督の要求するものに瞬時に判断して、演出に応えていくことができる方。役に真摯(しんし)に向き合う方がいて、僕としては心強い」と信頼を寄せている。

そして、見どころについては「ここまでアクションで体のぶつかり合いがあると思っていなかったので、爽快感があると思いますし、今この時代に見ていただいて、明日も頑張ろうと思っていただけたらいいなと思います。警察のエンターテインメント作品としても見ていただけますが、悩んでいる子どもたちの救いになるような作品になっていればいいなとも思います。そのような言葉やシーンがたくさんありますからね。エンターテインメント作品である一方、『頑張らなくていいんだ』とか、背中を押してあげられるドラマになってくれたらいいなと思います」と語っている。

一方、真木は「スクールポリスの制度自体を知らなかったので、まずそこに興味を持ったのと、学校に警察がいるという状況がなかなか想像しにくいので、ドラマとして見たいなというふうに思いました。私の役も、いつも演じているような男勝りな役とはちょっと違って、熱血ではあるんだけれどもちょっとおっちょこちょいというか、先走ってしまうようなところがある、一生懸命で生徒思いの女性教師という役どころだったので、そういう役をいただく機会ってあんまりないのでそれがうれしかったです」と喜びを明かす。

また「藤原さんと一番初めに共演したのが「バトル・ロワイアルⅡ」で、今回のドラマに登場する3年1組の生徒みたいな感じでした。19歳とかで同い年なんですが、藤原さんはその頃から確固たるスターみたいな感じ。もうその頃から“藤原さん”という感じだったので、今回の話をいただいた時は、“同い年だけど初めは敬語で接しなきゃいけないかな?”とすごく不思議な感じでした」と感慨深い様子を見せた。

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