ベストセラー小説「神様のカルテ」を初ドラマ化!主演は福士蒼汰!

『心は、きっと救える』――そう信じて患者を救うことと正面から向き合う、1人の若き医師の苦悩と成長を描いた大ベストセラー小説「神様のカルテ」。本作は現役の医師・夏川草介のデビュー作ながら、第10回小学館文庫小説賞を受賞。さらに2010年の本屋大賞2位を獲得し、シリーズ累計330万部を超す人気作に。また2011年、2014 年には映画化もされ、こちらも大ヒットを記録している。

テレビ東京では、そんな「神様のカルテ」を初ドラマ化!原作「神様のカルテ」「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」「新章 神様のカルテ」計4冊の長編を、2時間×4話の計8時間という大型スペシャルドラマとして2021年1月クールで放送することが決定した。

◆主演はテレビ東京ドラマ初出演・初主演の【福士蒼汰】

「24時間、365日対応」の病院で働く主人公・栗原一止(いちと)を演じるのは、今回がテレビ東京のドラマ初出演・初主演となる福士蒼汰。俳優生活10年目を迎えた今年は、爽やかなイメージから一転、ダークヒーロー役に挑むなど新境地を開拓し続ける福士が、一見風変りな心優しき内科医を演じる。福士は今回、初めての医師役となる。

◆真摯に“命”と向き合う姿が大きな感動を呼ぶヒューマンストーリー

物語の舞台は信州の一地方都市・松本。「24時間、365日対応」の地方病院で働く風変わりな医師が、 患者や恩師との別れ、地方医療の現実を経験し、「良い医者とは何か?」を追い求める軌跡を描く。医療現場で患者と接する主人公たちの懸命な姿、真摯に“命”と向き合う姿を通して、“命の尊さ”、“人の優しさ”、“心のつながりの大切さ”を伝えていく。

生きづらい時代の今だからこそ、人々の心に寄り添う物語を届けたい――

そんな想いを込めた、2021年1月クールにお送りする心温まる人間ドラマだ!

さらに妻・ハルなど主人公を取り巻く人々にも豪華キャストが…!! 続報もお楽しみに!

【コメント】

■福士蒼汰(栗原一止 役)

[役紹介]

信州の本庄病院に勤務する5年目の内科医。夏目漱石を敬愛し、話し方が古風で、周りからは変人と呼ばれている。

Q)テレビ東京のドラマ初出演にして初主演となりますが、感想などお聞かせください。

初めてご一緒させて頂ける事、率直にとても嬉しいです。しかも、今回は2時間×4話という新しい形式での挑戦をさせていただけるとのことで、今からとても楽しみです。一話一話のボリューム感があるので、メッセージの詰まった作品にしていきたいです。

Q)「神様のカルテ」初ドラマ化となりますが、オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

過去に映画化もされたことがあるとても人気の原作ですし、僕自身もいつか医者という役に向き合ってみたいと思っていましたので、お話をいただいた時とても嬉しかったです。専門的な職業ならではの難しさは計り知れませんが、医療についての知識や心構えなど追求していきたいと思います。

Q)原作・台本を読んだ感想をお聞かせください。

心がぎゅっと締め付けられるような、でもそんな縛りからそっと救ってくれるようなお話だと思いました。誰もが抱える悩みや不安を、周りの人間が優しく包み込んでくれる温かさを感じました。一止の仕事は病院の先生としてただ治療することではなく、どうしたら患者が人生に思い残すことなく最期の日を迎えることができるのかというような、ある意味道しるべの掲示なのかもしれないと思いました。一人では不安な、そのときに向かっていく中で、どのように辿り着くかは医師の導き次第なのかもしれません。演じるにあたり、そのような部分をしっかりと意識して取り組んで参りたいと思います。

Q)栗原一止という役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。

今回僕が演じる栗原一止は、夏目漱石を敬愛していて、その影響で古風な言葉遣いをします。そのうえ一止はかなりの捻くれ者なので、周りからは変人扱いされてしまうのですが、芯の部分にある優しさを僕はしっかり受け止めました。文学を愛する人はどこか自分の人生までもストーリーの一行一行のように捉えているように感じます。そんな彼の一行を確かなものにするために、心を込めて臨みたいと思います。

Q)視聴者のみなさんへメッセージをお願い致します。

まるでノンフィクションのようにメッセージ性の強い作品だと思います。自分の大切な人をもっと大切にしたくなるような、温かい作品にしていきたいです。頑張って参りますので、ぜひ放送を楽しみにお待ち下さい。

■原作・夏川草介

1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒。長野県にて地域医療に従事。

2009年『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。同書で2010年本屋大賞第2位、映画化もされた。他の著書に『神様のカルテ2』『神様のカルテ3』『神様のカルテ0』『新章 神様のカルテ』『本を守ろうとする猫の話』『勿忘草の咲く町で 安曇野診療記』がある。最新作は『始まりの木』

Q)テレビ東京にて「神様のカルテ」がドラマ化すると聞いた時の感想をお聞かせください。

テレビ東京と聞いただけで、なんとなく明るい気持ちになったのは、子供のころ色々なアニメを見せてもらった愉快な思い出があったからです。コロナ騒ぎで医療現場は混乱をきわめ、殺伐とした毎日でしたが、愉快な思い出とともに楽しいニュースが届いたので、今しばらくは医師を続けられそうです。

Q)主人公・栗原一止を福士蒼汰さんが演じるとお聞きになった際の感想をお聞かせください。

長身、イケメンの主人公なら、私の周りの看護師たちも大いに喜んでくれます。ただ間違いなく私のもとには、彼女たちからの「先生には似ていないわね」という見当違いのひと言が飛んできます。笑顔で聞き流せるように、今から心の準備をしておきます。

Q)注目してほしいシーンなどはございますでしょうか?

ひとつひとつのシーン以上に、それぞれの人物の生き方を描いた作品です。勧善懲悪でも、弱肉強食でもない、人間の優しさや美しさといったものが伝われば嬉しく思います。

Q)視聴者のみなさまへメッセージをお願い致します。

辛いことの多い世の中です。辛い世の中になっている原因の多くは、ウイルスや気候変動や日経平均株価にあるのではなく、人間の心の在り方にあると私は思っています。誰かを攻撃するのではなく、誰かを支えることによって、辛い世界に少しずつ明るい光が差し込む。そんな景色が、この作品を通じて少しでも多くの人に伝わってほしいと願っています。

■プロデューサー・田辺勇人(テレビ東京 制作局 ドラマ室)

シリーズ累計330万部を超える夏川先生の大切な原作をお預かりし、2時間×4話の計8時間というテレビ東京としては前例のない試みで、ドラマ「神様のカルテ」を制作します。

「24時間、365日対応」の地方病院で働く内科医・栗原一止を通して、地域医療の現実、医師や看護師の苦悩や葛藤、患者の想いなどを描きながら、命を見つめる普遍的な人間ドラマを紡ぎます。

主演は、テレビ東京初出演で初主演となる福士蒼汰さん。死に直面した患者と残された家族に寄り添う、古風で風変わりな主人公・栗原一止を演じて頂きます。医療ドラマのリアリティの中で、実直で少し寓話的なキャラクターを演じきれるのは、優しさや温かい雰囲気の中に意志の強さを持つ福士さんだと思い、今回オファーさせて頂きました。今まで見せたことのない福士さんの姿にもご注目下さい!

「神様のカルテ」は天才的な医師が登場して、奇跡的に患者が助かるような医療ドラマではありません。真摯に“命”と向き合う一止の姿を通して、視聴者の皆さんの心に悲しみや苦しみだけではない確かな希望が残るドラマにしたいと思っています。これから発表される素敵なキャストや実力派のスタッフと共に今の時代だからこそ意味がある、人の心に寄り添うヒューマンエンターテインメントをお届けします。ぜひご期待下さい!宜しくお願いします。

【イントロダクション】

栗原一止(福士蒼汰)は信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く内科医。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事で、睡眠が3日取れないこともあるが、 妻・ハルに支えられ日々の診療をなんとかこなしている。そんな一止に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みが増えハルと過ごす時間も増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか?“命”の現場で葛藤しながら生きる栗原が出した答えとは…。

【番組概要】

【番組名】 ドラマスペシャル 「神様のカルテ」

【放送日時】 2021年1月クール

【放送局】 テレビ東京系(TX、TVO、TVA、TSC、TVh、TVQ)

【プロデューサー】 田辺勇人(テレビ東京)、黒沢淳(テレパック)、河原遥(テレパック)

【製作著作】 テレビ東京

【公式HP】 https://www.tv-tokyo.co.jp/kamisama_karte/

【公式Twitter】 @kamisama_karte

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