フィリーズ・プライス投手コーチがフルタイムのコーチ業から引退

©MLB Advanced Media, LP.

フィリーズは2年連続で新たな投手コーチを探さねばならなくなった。昨年10月にジョー・ジラルディが新監督に就任した際、投手コーチとしてチームに加わったブライアン・プライスが1年限りでその座を退くことになったのだ。フィリーズは日本時間10月19日、プライスがフルタイムのコーチ業からの引退を決めたことを発表した。

先日辞任したマット・クレンタックに代わって暫定GMを務めているネッド・ライスは、プライスについて「ブライアンは今季、我々の投手陣に信頼できる声を提供し、大きな影響を与えてくれた」とコメント。「我々は引退するブライアンの幸せを心から願い、今季の彼の貢献に感謝している」とプライスの働きをねぎらった。

現在58歳のプライスは、1980年ドラフトでツインズから21巡目、1983年ドラフトでオリオールズから7巡目指名を受けたが、いずれも契約書にサインせず、1984年ドラフトでエンゼルスから8巡目指名を受けてプロ入り。しかし、エンゼルスではAA級までしか到達できず、1986年オフに解雇され、1988年からマリナーズのマイナーでプレーしてAAA級には到達したものの、メジャーの舞台でプレーすることなく1989年シーズンを最後に選手としてのキャリアを終えた。

指導者としては、2000年から2005年までマリナーズの投手コーチ、2006年から2009年までダイヤモンドバックスの投手コーチを務め、2001年に「USAトゥデイ」による年間最優秀投手コーチ、2007年には「ベースボール・アメリカ」による年間最優秀メジャーリーグコーチに選出。その手腕を買われて2010年からレッズに加わり、2013年まで投手コーチ、2014年から2018年途中まで監督を務めた。監督としての通算成績は279勝387敗(勝率.419)となっている。