コウメ太夫、「ルパンの娘」で深田恭子とアクション対決。「あまりの奇麗さに驚きました」

お笑い芸人のコウメ太夫が、フジテレビ系連続ドラマ「ルパンの娘」(木曜午後10:00)の10月29日放送・第3話にゲスト出演することが分かった。

本作は、昨年7月クールに放送された深田恭子主演の「ルパンの娘」の続編。作家・横関大氏の同名小説を原作に、泥棒一家“Lの一族”の悲喜こもごもをコメディタッチで描く。深田ら前作のキャストに加え、橋本環奈、松尾諭、我修院達也、伊吹吾郎が新加入している。

コウメ太夫が演じるのは、三雲華(深田)の夫で刑事の桜庭和馬(瀬戸康史)にマークされる、無職の寸借詐欺師・御子柴保。初めてのドラマ出演のオファーに「最初はドッキリだと思いました」というコウメ太夫だが、アクションシーンにも挑戦。「深田さんに当てちゃったらシャレにならない!と。恐ろしいシーンでした」と振り返っている。

出演のオファーを受けた際は「最初はドッキリだと思いました(笑)。すごく有名な作品じゃないですか。そこにドラマに出たことのない自分が呼ばれるなんて、絶対にドッキリだと。その覚悟で収録現場に行ったら、深田恭子さんや渡部篤郎さんたちがちゃんといらっしゃったので、これでドッキリはさすがにないだろうな? 現実だったんだ!と自覚したんです」と最後まで半信半疑だったことを明かす。

撮影現場では「監督が『ここはもう少しビビってください』とか、アクションシーンでは『もっと、ガッと攻めてください』など、シーンごとに細かく指示をくださいました。僕はそれを忠実に出し切らないといけないと必死こいて演じました。もう『チックショー!』は封印ですよ。あっ、コウメ太夫として今後封印するわけではないですよ」と必死。

深田との共演には「あまりの奇麗さに驚きました。そういうふうに思わないように思わないようにと、芝居に集中するようにしましたけど。でも最初はすっごく緊張しました。舞台だと何度も練習してからですけど、ドラマだといきなり本番ぐらいの感じで、そこに深田さんがいらっしゃるんですから。もう急に現れたので。これはもう超集中しないと無理だと思いました」と緊張感をもって演じきった。

また「あと、渡部さんの本気の芝居を間近で見られたのもよかったです。本当にカッコいいんですよ。芝居のアドバイスもいただけて…。家に帰ってからもビール飲みながら“やっぱ渋いわー”とかシミジミと思いました。小沢(真珠)さんも奇麗でしたし。どんぐりさんは以前、少しお話しさせていただいたことがあったので、唯一親しみを感じられて…。あとはもう、本当にドッキリみたいな感じですよ(笑)」と語っている。

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