新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で23日、男性3人が死亡し、新たに10歳未満~90代の91人の感染が確認された。うち26人の感染経路が不明という。
横浜市によると、市内在住の80代の男性2人、60代の男性1人が死亡した。
相模原市では計37人の感染が確認され、市発表の1日の感染者数としては過去最多となった。相模原市南消防署の相武台分署(同市南区)で職員6人の感染が判明。また、看護師らスタッフ3人の感染が判明していた国立病院機構相模原病院(同)でも新たに職員5人、入院患者3人の感染が確認された。市は同分署と同病院でクラスター(感染者集団)が発生したとみている。
川崎市によると、同市宮前区の英語教室の30代男性講師と、通っていた10歳未満の男児の感染が判明。同教室での感染者は14人になった。市はクラスターが発生したとみている。
厚木市の10代女児と愛川町の30代男性はクラスターが発生したパーティー参加者の同居家族や同僚。パーティー関連の感染者は43人になった。
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川崎市教育委員会は23日、市立梶ケ谷小学校(高津区)の30代女性教諭の新型コロナウイルス感染を発表した。宮前区内の英語教室に通い、20日に陽性が判明した児童の担任。21日以降は出勤していないという。同校は接触者が特定されているため、臨時休校はしないとしている。