南島原の魅力発見 加津佐小3年生が地元ツアー

奇岩「両子岩」周辺でハート形の石を探す3年生=南島原市加津佐町

 長崎県南島原市加津佐町の市立加津佐小(藤田哲夫校長、142人)の3年生15人が地元の景勝地などを巡る「わが町発見ツアー」が19日、町内であった。
 ふるさと探訪を通じて地域の魅力を発見し、地域の素晴らしい自然や文化についての理解を深めることが目的。島原半島ジオパーク協議会の大野希一事務局次長を講師に迎え、天草諸島や長崎半島を一望する「権田公園」や、波の浸食によってできた奇岩「両子(ふたご)岩」など町内5カ所を巡った。
 両子岩では、大野事務局次長が地形や地質、岩にまつわるエピソードなどを説明。児童らはメモを取ったり、ハート形の石を集めたりした。柴内歩夢君(9)は「岩が顔に見えて面白い」と笑顔で話した。

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