クビアト19位「タイヤに違和感がありひどいレースになった」アルファタウリ・ホンダ【F1第12戦決勝】

 2020年F1ポルトガルGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは19位だった。

 クビアトはミディアムタイヤを選択して13番グリッドからスタートするが、1周目に19番手にポジションダウン。ポイント圏内近くまで順位を上げた後、25周目にハードタイヤに交換、55周目にはソフトに交換する2回ストップで走った。クビアトはトラックリミット違反により5秒のタイムペナルティとペナルティポイント1を科され、最終的に19位フィニッシュにとどまった。

2020年F1第12戦ポルトガルGP ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=19位
 ひどいレースだった。1周目にポジションを落とした後、やれることがほとんどなくなってしまったんだ。タイヤに違和感があり、いつまでたっても十分に温まらないような感じで、本当に大変だった。そのために最初の数周はグリップ不足に苦労した。

 風が強いことで状況が余計に悪くなったように思う。こういったコンディションに対応するのが楽でないのは仕方のないことだけどね。

 いいレースができるときもあれば、うまくいかないこともある。今日のレースは僕にとってはうまくいかなかった。今回のことを分析して、最初の数周にタイヤの温度に関して何が起きたのかを確認し、改善して来週末に臨みたい。

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