【新型コロナ】横浜で1人死亡、31人感染 介護施設で新たなクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は27日、神奈川県内の病院に入院していた70代男性が亡くなった、と発表した。また、10歳未満から80代までの男女31人の感染が新たに確認された。いずれも軽症または無症状で、17人の感染経路が不明という。

 市によると、死亡した市内在住の男性は6日に発症し、8日に陽性と判明。基礎疾患があり、死因は新型コロナによる肺炎という。

 市内の小規模多機能型介護施設では、利用者の80代女性の感染が新たに判明。同施設では5人目の感染者となり、市はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。

 また、接待を伴う市内の飲食店では20代女性従業員の感染を新たに確認。感染者数が計6人となったほか、市内の食品加工会社では新たに20~50代の従業員6人の感染が分かり、感染者数は計17人に達した。市内の特別養護老人ホームでは、20代の女性職員が感染。県所管域の患者も含め、感染者数は計8人となった。

 感染経路が判明している14人のうち、市立小学校に通うきょうだいを含む5人は家庭内感染だった。

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