神奈川県内公立高の21年度募集定員 全日制は1550人減の4万279人

神奈川県庁

 県教育委員会は27日、県内公立高校の2021年度募集定員を発表した。全日制は146校(県立132校、市立14校)で前年度比1550人減の計4万279人。定時制が27校(県立20校、市立7校)で同35人減の計3020人、通信制は県立2校で前年度と同数の計1520人を募集する。

 募集定員は、県公私立高校設置者会議の合意事項を踏まえ、県内公立中学校卒業予定者数や県立高校改革実施計画などを考慮し策定している。

 21年3月の卒業予定者数は計6万5108人で、前年度実績より2007人減となる。県立高校の再編・統合で募集校は3校減る。

 横浜市立南高、同市立横浜サイエンスフロンティア高、川崎市立川崎高の併設型中学校からの入学定員計360人は募集定員に含まれない。

 全日制の学級数は1034で、前年度より37学級減る。定時制は1学級減り86となる。

 共通選抜の募集期間は来年1月28日~2月1日(土、日曜日を除く)。2月15日に学力検査などを行い、合格発表は3月1日。新型コロナウイルス感染者、濃厚接触者を対象にした追加検査は3月10日で、同17日に合格発表する。

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