富士そば、なぜかぬるい新メニュー「筋トレサポートそば」を発売

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立ち食いそば屋として忙しいサラリーマンに人気の名代富士そばが、初の「筋トレサポートそば」を販売する。この度、都内で発表会が開催された。

名代富士そばは、東京都内を中心に約130店舗を展開する立ち食いそばチェーン。駅近で24時間営業という利便性の高さから男性ビジネスマンを中心に多く利用されている。しかし、コロナ禍の影響で外出自粛やテレワークが推奨されたことから客数が激減。この度新たなニーズに応えるため“機能性そば”を発売するという。

■筋トレをサポートするそば

最近はお家筋トレがブームとなり、筋トレ人口が増加している。筋力をアップするならタンパク質という考えが浸透しているが、より効果的に増加させるなら抗酸化物質が必要になるという。そこで、そばに含まれる抗酸化物質「ルチン」に注目。筋力アップが期待できる「筋トレサポートそば」こと「筋肉もりもりそば」(税別680円)を、アスリートフードマイスターの今野善久氏とコラボし開発した。

そばに使用した食材は、筋肉の増強に必要な成分や栄養素が入ったものを選び、効率的に栄養素を摂り込めるよう工夫を施した。「やげん軟骨」「ほうれん草」「大根おろし」「すりゴマ」をトッピングし、それぞれの栄養素が相互的に作用する組み合わせを選んだという。

そばには、筋トレ後の回復や筋力増強に効果が高い成分が含まれる。やげん軟骨には和牛サーロインステーキに匹敵するほどのタンパク質が含まれ、低脂質。さらに、栄養価が高く鉄や葉酸を含むほうれん草やビタミンCやタンパク質の消化吸収を促進する分解酵素が含まれた大根おろし、抗酸化作用が高いすりゴマと、栄養が豊富な食材が選ばれた。

成分値は以下の通り。

エネルギー : 452kcal
タンパク質 : 28g
脂質 : 4.2g
糖質量 : 66.7g
食物繊維 : 10.5g
食塩相当量 : 5.8g

タンパク質を多く含みながら、脂質を抑えているため、ダイエット中でも罪悪感が少ないメニューとなりそうだ。実際に試食してみた。

■なぜかぬるい「筋肉もりもりそば」

出てきた「筋肉もりもりそば」は、大根おろしとほうれん草がたっぷりと乗せられ見た目はそれなりにボリュームがある。さて食べようと器を手にしたところ、やけにぬるいのに驚いた。そばを食べてみると、熱すぎずすぐに食べられる温度感。熱々でも冷やしそばでもないなんとも微妙な温度という感じがしたが、この温度が筋肉がもりもりになる秘密なのだそう。

メニューを開発した今野さんに話を聞いてみると、大根おろしの成分が熱に弱いことからあえてぬるめで作るようお願いしたとのこと。食材の効果を最大限に発揮するため、温度や盛り付けにもこだわっているという。

ほうれん草や大根おろしと野菜多めな見た目だが、やげん軟骨の存在感が侮れない。居酒屋のおつまみっぽく塩コショウで味付けされて良いアクセントに。コリコリとした食感から何度も噛む必要があるため満腹感を得られた。

この「筋肉もりもりそば」は、11月6日から渋谷明治通り店と池袋東口店限定で販売される。反響があれば今後他店舗への展開も考えていくとのこと。健康的でしっかりと栄養が摂れるこのそばは、筋力アップが目的でなくても満足感のあるメニューとなりそうだ。