秋田のご当地パン「粒あんグッディ」で今日もいい日になる予感!【有楽町・秋田ふるさと館】

東京・JR有楽町駅前に、日本各地のアンテナショップや飲食店が集まる「東京交通会館」。ちょっと旅気分を味わいに立ち寄ったところ、1階の「秋田ふるさと館」に秋田のご当地パンがたくさん届いていました!その中でウキウキするネーミングの「たけや製パン」のパンを紹介します!

秋田の「たけや製パン」のパンが東京に!

北海道から沖縄までアンテナショップが集まる東京交通会館の1階に入っている「秋田ふるさと館」。お昼すぎに訪ねると、店内はすでにお客さんで賑わっていました。

狭めの通路を挟んで、秋田の銘菓や食品、お酒や工芸品まで並んでおり、宝探しをしているように旅行気分が高まります!

そんな中、目についたのが、棚いっぱいの「たけや製パン」のパンです。昭和26年創業の「たけや製パン」は、県内のスーパーやコンビニなどで買うことができて、学校給食でもおなじみとのこと。「バナナボート」「学生調理」など、秋田県民みなさんご存じのパンのラインナップは数え切れないほど!

秋田ふるさと館にはアンテナショップには珍しく、10種類以上もパンがそろっています。食パンにイチゴジャムとマーガリンをサンドした定番の「アベックトースト」、大潟村産小麦の「毎日食べても飽きのこない食パン」など、東京なのに秋田県の日常に溶け込んだような気分!ほかのお客さんも、どんどん買い物カゴに入れたり、パンのおもしろさに食いついたり目がキラキラしていました。

「粒あんグッディ」実食!

気になったのは“秋田が誇る名作パン”とポップに書かれた「粒あんグッディ」(150円・税抜)。

“粒あんとマーガリンを組み合わせたパンがたくさんある中でも、他のパンでは代用できない”と紹介されており、その熱い思いに買わずにはいられませんでした。

こんもりしていて、パン生地には自家製発酵種ルヴァンを使用してふっくらとしています。その中に、これでもか!というくらい粒あんとマーガリンがつまっています!食べてビックリ!たっぷりの上をいくレベルです!

粒あんはしっかり粒感を残し、甘さ控えめであんこの味が薄れず大変美味。パンに粒あんとマーガリンをのせて食べますが、具の量があふれんばかりでシュークリームみたいです!

県民の方は、パンをつぶして粒あんとマーガリンを混ぜたり、レンジで温めてマーガリンを溶かして食べたりされているそう。さすが、ご当地ならではの工夫!

昔ながらの味をずっと引き継ぎ、食べ継がれている人気者、粒あんグッディは、食べたら気持ちが前向きになるような名作ご当地パンでした。

け!(おいで)秋田ふるさと館

お店にはまだまだパンはあるので、最後に紹介します。

パンでカステラとミルククリームをサンドした「カステラサンド」(170円・税抜)も購入しました。

ルヴァン生地のふんわりパンと、しっとりのカステラ、クリームのほのかな甘みがやさしい、超がつくロングセラー。

ほかにも、コッペパンでコーヒークリームをサンドした「コーヒー」、デニッシュ生地とビスケット生地を焼き上げた「ビスケットパン」、比内地鶏スープで味付けした秋田県産舞茸入りの「きりたんぽみたいな中華まん」、本荘ハムフライ味噌だれのフレッシュランチなど、昔からの定番に加え新作も続々と登場。100円台から購入できて、おやつやお土産にしたくなりますね。

「私もたけや製パンさんのパンで育ったようなものです」とお店の方もおっしゃっていて、長く愛されている信頼は確かなもの。ユニークなネーミングに微笑ましくなりますが、地産地消にも力を入れています。秋田県の食材だからこそ出るおいしさがしっかりあるソウルパンをはじめ、魅力ある名品がそろう秋田ふるさと館をぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

協力:たけや製パン

https://takeyapan.co.jp/

秋田ふるさと館

住所:東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館1階

電話:03-3214-2670

営業時間:10:00~19:00

定休日:年末年始(臨時休館日あり)

交通:JR「有楽町駅」から徒歩約1分

秋田県物産振興会HP:

http://www.a-bussan.jp/shop/tokyo/

[all photos by kurisencho]

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