バルセロナの新会長候補ビクトル・フォント氏は、ジョゼップ・グアルディオラ監督とリオネル・メッシの再会を求めた。
今週初め、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が取締役会と共に辞任を発表。8月のバイエルン・ミュンヘン戦での大敗、コロナウイルスによる財政悪化やチーム衰退の責任を負う形で、来月の不信任投票を前に会長の座を退いた。この出来事で新会長が誰になるか議論される中、後任候補のフォント氏はかつての英雄たちが新たな息吹を吹き込むことで栄光の日々を取り戻せると語っている。
「競争力が激しく、多くのクラブに強力なオーナーがいる中で、バルサは大きな挑戦を求められている。バルサはまた史上最悪の危機であるコロナ禍で、スタジアム再建のために多額の投資を必要としている。とても強力で競争力のあるプロジェクトの構築が私たちの目標で、ヨハン・クライフが組織に植え付けたプレースタイルを継承できたのは幸運なことだ」
「そして、このスタイルを知っているファンのほとんどは、ペップ、プジョル、チャビを愛している。彼らは皆バルサを愛するレジェンドだが、今はクラブで働いていない。プロジェクトを実現するためには彼らを呼び戻す必要がある。メッシにも、CL制覇に向けたプロジェクトの一員であると知ってもらわねばならない。かじ取りに成功すれば、メッシは残留すると確信している」。