横浜DeNAからドラフト2位指名された中大の牧秀悟内野手(22)が30日、東京都八王子市の中大多摩キャンパスで吉田孝司顧問兼球団代表補佐らのあいさつを受け、「2千安打を目標に、日本を代表する右打者になりたい」と夢を語った。
河原隆一スカウティングディレクターに帽子をかぶせてもらうと「少し小さい…」と応じてその場を和ませ、「今までは勝利に貢献する意識だけだった。やっとプロに入るんだという実感が湧いてきた」と気持ちを新たにしていた。
大学3年時に大学日本代表で4番に入った強打者。ドラフト会議の2日後の28日には、東都リーグの国学大戦で本塁打を放った。178センチ、90キロのがっちりした体形に、吉田顧問は「太ももは競輪選手みたい。これなら長打が打てる」とほれ込んでいた。
巨人坂本や広島鈴木誠のフォームを参考にしてきたといい、「憧れであり、超えていかなければいけない。1年目からいい打率を残したい」と宣言した。