県美容専門学校の学生ら ハロウィーン仮装で行進

個性豊かな仮装を披露した学生たち=長崎市、眼鏡橋

 長崎市桜馬場1丁目の県美容専門学校の学生らが30日、学んだ美容の技術を生かしたハロウィーンの仮装に身を包み、地域の商店街などを練り歩いた。
 地域の文化活動を盛り上げ美容業界について知ってもらおうと2014年から毎年開催。例年は高齢者施設なども訪問しているが、今年は新型コロナウイルス対策のため行進のみにした。
 学生と教員約60人が参加。独創的なメークと髪形で魔女や動物、人気アニメ映画「鬼滅の刃」の登場人物などになりきり、市民や旅行客らを楽しませた。カボチャにちなんだオレンジ色の化粧と衣装にこだわった2年の白濱碧さん(20)は「地域の方々にも喜んでもらえてうれしい。ヘアメークの魅力は一人一人の個性を生かせるところ。将来はたくさんの人を笑顔にできる美容師になりたい」と語った。

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