
横浜港で31日夜、花火イベント「横浜スパークリングナイト」が開かれた。コロナ禍で落ち込む地元経済の回復を願い、医療従事者への感謝を込めた300発の花火が秋の夜空を彩った。
午後8時から5分間、新港ふ頭と横浜港大さん橋国際客船ターミナルから各150発が打ち上げられた。横浜市や横浜商工会議所などでつくる「横浜スパークリングトワイライト実行委員会」(小此木歌藏実行委員長)が企画した。
事前告知はなく、横浜港観光船「マリーンルージュ」から友人の女性と観賞した会社員の女性(24)は「きれいな夜景に突然花火が上がり、びっくりした」と興奮ぎみに話した。
花火イベントは12月19日までの毎週土曜と24~26日、来年1月1~3日に午後8時から開催。大みそかはカウントダウン花火で新年を祝う。