駅前が畑!【駅ぶら04】西武池袋線055

※2020年8月撮影

トップ画像は、武蔵藤沢駅に到着した急行飯能行。ホーム上屋の影に入った瞬間。コントラストの効果を狙ってみましたが・・・。

武蔵藤沢駅の東口に行きます。東西自由通路から東口側を見ることができました。ちょっと不思議な光景が広がっています。

※2020年8月撮影

駅前に耕作地、畑があるのです。駅前の道路はそこまで自動車が入れますが、その先は、歩行者・自転車専用道路になっています。畑の向こうに郊外型ショッピングモールが見えます。左側の小径を通ってショッピングモールに行くことができます。

その小径に沿って店舗が並んでいます。

※2020年8月撮影

北側に駅前の道路は続いています。基本的に住宅地です。

※2020年8月撮影

左に西武池袋線が北に向かっています。駅前の道路は、北で国道463号線に通じています。

※2020年8月撮影

東口を出ました。北に向いています。まっすぐ進むと国道463号線です。

※2020年8月撮影

南側。店舗はありません。右は武蔵藤沢駅、左はスーパーマーケットのバックヤードです。

※2020年8月撮影

東口の前に置かれていたユニークな自動販売機。右の「1000円で夢を当てよう」は他の場所でも眼にしたコトがありますが、アンパンマンの自販機は珍しいのでは?

※2020年8月撮影

ショッピングモールへの小径を入ると、案内看板がありました。裏側が見えていたスーパーマーケットは「B コープみらい」です。ドラッグストア、フィットネスクラブ、100円ショップなど雑多な大型店舗が並んでいます。

※2020年8月撮影

小径をショッピングモールの方に進みます。

※2020年8月撮影

武蔵藤沢駅、先ほどの案内看板があります。右下の「新着」は何でしょう。

※2020年8月撮影

閉まっていましたが、不動産屋さんの「新着」物件の様ですね。

※2020年8月撮影

小径は畑と駐車場の間を進みます。

※2020年8月撮影

ショッピングモールの駐車場に着きました。ウィークデイですが多くのクルマが駐められています。特に珍しい店舗は無いのでモール内には行きませんでした。

※2020年8月撮影

畑越しに武蔵藤沢駅。約100年に駅が開業した頃は、周囲全てがこの様な眺めだったのでしょうか。

※2020年8月撮影

しかし、西武池袋線の駅前に畑が広がっていたのは武蔵藤沢駅が初めてです。しかも東口から歩いて数分の場所に郊外型のショッピングモール。何とも不思議な武蔵藤沢駅東口でした。

【駅ぶら04】西武池袋線056 に続きます。

(写真・文章/住田至朗)

※読者で武蔵藤沢駅の近くにお住まいの方からコラムをご覧いただきメールで教えていただきました。

「十数年くらい前まで武蔵藤沢は東口側には貨物線があり、出口は有りませんでした。」

「そして珍しく構内踏切があり、情緒ある駅舎で、(西口)駅前も大きくはないけれど小さい店がにぎやかな商店街がありました。」

「それが、再開発で駅周辺はすべて更地に、東口にも口はできたものの、、という状況です。けして100年前からあの状態だったわけではありません。」

「地元の人たちも心を痛めて立ち退きをしたりしたところ」とのことです。

ありがとうございました。駅周辺の変遷を記した資料を見る機会がありませんでした。長い間住んでおられる方に駅周辺の変遷を教えていただくのが一番ですね。小さな商店で賑やかな商店街、お好きだったそうですが、現状を見ると少し淋しくなってしまいます。

今後も駅を利用されている方、駅近くにお住まいの方、コラム内容にお気づきの点があれば、誠にお手数ですがご教示下さい。筆者は、短時間ブラッとしただけで、書籍やネットの情報などで書いています。本人も全く至らぬ点だらけと思っています。修正して西武鉄道ファンの皆様と情報共有したいと願っています。

宜しくお願いします。住田至朗

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