ハロウィーンの起源 壱岐の国際交流員 米国の文化を伝える

バットマンの衣装で参加者と記念撮影するウエストさん=壱岐の島ホール

 長崎県壱岐市は10月30日、同市郷ノ浦町の壱岐の島ホールで市の国際交流員、トレバー・ウエストさん(23)と市民の交流カフェを開き、市民約30人が参加した。ウエストさんは、米国のハロウィーン文化について参加者に説明した。
 米国出身のウエストさんは会場をカボチャや骸骨の風船などで飾り付け、米国のキャラクター、バットマンの衣装で市民を出迎えた。
 ハロウィーンは2千年前の収穫祭が起源とされ、先祖の霊と一緒にやって来る悪霊をだますために仮装していたが、今は子どもだけでなく大人も楽しむイベントなどと紹介。紙で魔女の帽子を作るなどして市民との交流を深めた。
 市立盈科小3年の竹原夢果さん(8)は「ハロウィーンの映画や歌もあると知ってびっくりした。家でもハロウィーンパーティーをしたい」と話した。


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