全国高校サッカー長崎県大会 8強決まる 佐世保実がシード校長崎日大下す

【3回戦、大村工―島原商】前半13分、島原商のFW瀬川(右)がシュートを狙う=島原市、県フットボールセンター

 サッカーの第99回全国高校選手権長崎県大会第3日は10月31日、島原市の県フットボールセンターなどで3回戦8試合が行われ、シード校の長崎日大を2-0で下した佐世保実をはじめ、8強が出そろった。
 県リーグ1部に参戦するチーム同士が争った大村工-島原商は、多くの好機を演出した島原商が4-0で快勝した。前半9分に混戦からFW瀬川の右足シュートで先制。14分にMF林田阿のミドルシュートで2点目を挙げ、後半は瀬川とMF湯川に得点が生まれた。
 国見-海星は、国見が前半にFW中島、DF山田のゴールで2点をリード。後半は海星のMF村山にCKを直接決められるなど守勢に回ったが、1点差で逃げ切った。
 4連覇中の長崎総合科学大付は長崎北に5-0、諫早商は大村に6-0、創成館は長崎明誠に2-0で順当勝ち。長崎南山は後半に大量5ゴールを挙げて瓊浦を退けた。鎮西学院は諫早に2-1で競り勝った。
 第4日は11月1日、長崎市の十八親和銀行フィールドなどで準々決勝4試合を実施する。

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