高尾山の山頂で救命レスキュー…感謝状 2人は名乗らず立ち去る

東京都八王子市にある高尾山の山頂で心肺停止状態になった男性に素早い救命措置を行ったとして5人が表彰されました。

八王子消防署で感謝状を贈られたのは、東京都内の自然の保護と適正利用を図るために活動する「東京都レンジャー」の5人です。高尾山の山頂で9月30日、心肺停止状態になっていた60代の男性の救護を行ったとして表彰されました。

当時、高尾山のビジターセンターにある東京都レンジャーの事務所にいた5人は、その時の状況について「ビジターセンターに倒れた人がいると通報あり、駆け付けた。現場に居合わせた看護師が心肺蘇生を続けている状態だった」と振り返りました。その結果、男性は消防隊が到着するまでに脈と呼吸が回復し、一命を取り留めたということです。

八王子消防署によりますと、救護には他にも5人が携わっていて、そのうち女性2人が名乗らずに立ち去ったことから、消防署では2人を探しています。

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