ユナイテッドのレジェンド、ボビー・チャールトン氏が認知症と診断

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるサー・ボビー・チャールトン氏が認知症と診断された。

イギリス紙『Telegraph』によると、83歳ボビー・チャールトン氏が認知症と診断されたと報道。妻レディー・ノーマ氏は同じ認知症の患者の助けになれば幸いとコメントした。またユナイテッドも声明で、「この恐ろしい病気がボビー・チャールトン卿を苦しめていることを悲しく思い、彼の家族をサポートし続けたい」と伝えている。

1966年ワールドカップで優勝したチャールトン氏は、ウェイン・ルーニーに更新するまで50年近くイングランド代表最多ゴール記録を保持(49得点)。ユナイテッドでも758試合に出場249ゴールと偉大な功績を残している。また1958年には「ミュンヘンの悲劇」と呼ばれる飛行機事故を経験し、その後はクラブ再建に貢献。1968年にはベンフィカを破ってヨーロピアン・カップを制した。先日には代表やユナイテッドで同僚だったノビー・スタイルズ氏が死去し、7月には同じく認知症を患っていた兄ジャック氏がこの世を去っている。

ボビー・チャールトン氏が認知症を患う

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