神奈川県秦野市は3日の「市民の日」に合わせ、市の魅力を発信する「はだのふるさと大使」に俳優合田雅吏さん（50）を任命する。
合田さんは市立東小、東中を卒業。1995年に俳優デビューし、2003年から10年までドラマ「水戸黄門」で格さんこと5代目渥美格之進役で人気を集めた。昨年公開で小田原生まれの農政家・二宮尊徳を描いた映画「二宮金次郎」に主演した。
秦野市は、合田さんが案内役となって「弘法の清水」など市内の名水の紹介動画を撮影、12月上旬に動画投稿サイト「ユーチューブ」の市公式チャンネルで公開を予定している。合田さんは撮影に当たり「生まれ育った秦野の水は本当においしいと実感した」と話した。
今月8日に同市蓑毛の緑水庵で任命書の授与式を行う。ふるさと大使への任命は、落語家の春風亭一左さん、指揮者の山田和樹さんらに次いで5人目となる。
