JCETが世界規模の生産戦略で第3四半期の収益、利益とも過去最高を記録

AsiaNet 86383 (2020)

【上海2020年10月30日PR Newswire=共同通信JBN】

▽2020年第3四半期決算概要

*収益は67億9000万人民元だった。比較ベースでは、収益認識の会計方針変更を考慮に入れると、前年同期比11.2%の増加だった(注参照)。

*営業活動から前年同期比171.3%増の14億8000万人民元の現金を生み出した。6億9000万人民元の純資本支出投資により、今四半期のフリーキャッシュフローは7億9000万人民元だった。

*純利益は4億人民元で、同社として過去最高だった。

*1株当たり利益は0.25人民元で、2019年第3四半期は0.05人民元だった。

(注)報告期間中、当社は特定のパッケージ製品の購入・販売のためのビジネスモデルを最適化しており、その中でJCET Groupは主要な原材料の一般的な在庫リスクをもはや負っていない。PRC GAAP(中国GAAP)に従って、販売された商品の収益と費用の両方がネットベースで記録され、それぞれ10億500万人民元減少した。この変更は、同社の純利益に影響を与えなかった。収益が依然、グロス方式で認識されたとすると(PRC GAAPに従ってネットベースで記録されるべきである)、収益は前年同期比11.2%増の78億4000万人民元となる。

世界をリードする半導体マイクロシステム統合パッケージングおよびテストサービスのプロバイダーであるJCET Group(SH: 600584)は、2020年9月30日終了の2020年第3四半期の決算を発表した。収益は67億9000万人民元、純利益は4億人民元で、着実な収益の増加と継続的な収益性の改善がみられた。JCETは第1-第3四半期を通じて収益187億6000万元、純利益7億6000万元を達成し、いずれも同社として過去最高となった。

JCETは高度のアセンブリーおよびテストプロセスの大量生産能力の拡大促進と、力強い市場戦略を取り入れることにより、世界の業界をリードする半導体メーカーとの戦略的パートナーシップを引き続き拡大した。こうした取り組みは主要財務指標の改善につながった。

JCET GroupのLi Zheng最高経営責任者(CEO)は「世界の各事業で資源の統合を拡大したことにより、5Gや高性能コンピューティング、ハイエンド記憶市場での主要アプリケーション用に設計されたデバイスの生産能力の拡大を加速させた。さらに、世界の各工場の技術サービス能力は、当社の世界クラスの経営陣によって推進された継続的な改善により、大幅に強化された」と述べた。

JCET GroupのJanet Chou最高財務責任者は「強力な執行と経営規律により、JCETは2020年第3四半期に過去最高の利益を計上した。われわれは引き続き、収益性の高い成長とキャッシュ生成の推進にコミットしていく。改善された流動性ポジションとより健全なバランスシートを前提として、われわれは基幹技術分野に投資を続け、中核技術を強化していく」と語った。

▽JCET Groupについて

JCET Groupは、世界をリードする半導体システム統合パッケージングおよびテストプロバイダーであり、半導体パッケージ統合設計・特性評価、R&D(研究・開発)、ウエハープローブ、ウエハーバンピング、パッケージ組み立て、最終テスト、世界中のベンダーへの直送を含む全てのターンキーサービスを提供している。

当社の包括的ポートフォリオは、高度なウエハーレベルのパッケージング、2.5D/3D、System-in-Packaging(システム・イン・パッケージング)、信頼性の高いフリップチップ、ワイヤーボンディングの諸技術を通じ、モバイル、通信、コンピュート、消費者、自動車、産業などの幅広い半導体アプリケーションをカバーしている。JCET Groupは中国と韓国に2つのR&Dセンター、中国、韓国、シンガポールに6つの製造拠点、世界中に販売センターを置き、緊密な技術協力と効率的なサプライチェーン製造を中国と世界中の顧客に提供している。

ソース:JCET Group