自宅で鍋パーティーする前に“カセットこんろ”をチェックしよう!

秋も深まり自宅で作る鍋が美味しい季節になってきましたが、自宅で使っている、そのカセットこんろ大丈夫? 製造から10年以上が経過すると、経年劣化によりガス漏れなどの事故につながるリスクが高まるという! 楽しい鍋パーティーのはずがガス漏れが原因での事故で台無しに……。そういった事故を未然に防ぐため日本ガス石油機器工業会が、11月2日(月)より「カセットこんろ・ボンベ 安全・安心キャンペーン!」を開始。製造年が10年以上経過したカセットこんろを新品のこんろに交換するという。

また、日本ガス石油機器工業会がキャンペーンを開始するにあたり、20~70代のカセットこんろユーザー1,000名を対象とした使用実態調査を行った。事故につながるリスクが高い「製造から10年以上経過しているカセットこんろ」を「10年こんろ」と命名し、その所有率を調べたところ、実に約5人に1人が「10年こんろ」を使用していることが判明した。また、「カセットこんろの買い替えの目安が製造年から10年」であることを知っている人はわずか10%であることが明らかになった。

さらに、カセットこんろを「購入した年」と「実際に製造された年」は必ずしも同じとは限らない。「購入」からは10年未満だとしても、「製造」からは10年以上が経過していることも考えられるため、安全に使用するうえでは、カセットこんろの本体側面に貼られている銘板シールで製造年を確認する必要がある。

しかし、今回の調査で「自宅のカセットこんろの製造年を確認したことはありますか?」と聞いたところ、「確認したことがあり製造年を覚えている」人はわずか5%という結果に。73%と大多数は「確認したこと自体ない」と答えているほか、確認していても「製造年を覚えていない」人が22%と約5人に1人にのぼった。

そして、カセットこんろを使用する際に欠かせない「カセットボンベ」も、製造年から一定期間が経つと「経年劣化」により事故につながるリスクが高まるという。日本ガス石油機器工業会は「カセットボンベ」の使用期限の目安を「約7年」と定めていて、この使用期限の目安を「知らなかった」人も約9割(87%)にのぼった。なお、カセットボンベの製造年は、缶底の数字で確認することができる。こちらも注意が必要だ。

このキャンペーンの詳細は特設ページで確認して!

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