九州実業団毎日駅伝 三菱重工2位 12年連続ニューイヤーへ

第5中継所、三菱重工の5区井上(右)が2位に浮上して6区江島へたすきリレー=北九州市内

 陸上の第57回九州実業団毎日駅伝は3日、北九州市の本城陸上競技場発着コース(7区間80.2キロ)に18チームが参加して行われ、長崎県勢は三菱重工が3時間53分8秒で2位に入り、8枠の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝=来年1月1日・群馬)の出場権を獲得した。三菱重工は12年連続25度目のニューイヤー駅伝出場となる。旭化成Aが3時間51分31秒の大会新記録で、3年連続46度目の優勝を飾った。
 三菱重工は1区山下が首位と13秒差の7位でスタートすると、2区カンディエの区間タイ、3区的野の区間新の好走で2位まで浮上した。4区で3位に後退したが、5区井上が区間2位の力走で2位に再浮上。その後は6区江島、7区定方が順位を守ってゴールした。
 旭化成Aは2区まで首位九電工と1分9秒差の4位だったが、3区相澤、4区村山謙、5区大六野、6区市田孝、7区鎧坂が5人連続区間1位で逆転優勝した。

 


© 株式会社長崎新聞社