九州高校野球きょう準決勝 大崎 ポイントは得点力か

 明豊(大分)との準決勝を控えた大崎は4日、会場の県営ビッグNスタジアムで公式練習に臨み、約1時間半、守備の確認などに汗を流した。ダッシュとストレッチで軽めに調整したエース坂本は「ピンチがあってもコントロールとテンポでしのいでいきたい」と落ち着いた表情だった。
 2年連続優勝を狙う相手の印象について、清水監督は「よく振るし、ピッチャーの球も速いし、力強い」と警戒。続けて「うちは守り切れるほど力はない。展開によっては打ち返していくしかない」と勝負のポイントを挙げた。
 持ち味の堅守に加えて、指揮官が言うように、ここからは得点力も問われてくる。今大会、快音を響かせ続けている3番村上は「相手投手は(球速)140キロを超えてくる。ストレートを前でたたいてつないでいきたい」と意気込んでいた。

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