アロンソが2018年型ルノーで2日間のテスト。初日は93周を走行し、F1復帰への準備

 2021年にルノーからF1に復帰するフェルナンド・アロンソが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで、2018年型ルノーR.S.18でのテストを開始した。テストは11月4日と5日の2日にわたって行われる予定となっている。

 アロンソは10月13日には、PR用にチームに許されたフィルミングデーを利用し、スペイン・バルセロナで2020年型R.S.20を走らせている。

 ルノーは10月29日から11月2日に、育成ドライバーのクリスチャン・ルンガー、周冠宇、オスカー・ピアストリのためにバーレーンでR.S.18を使ってのテストを実施した。チームはそのままバーレーンに残り、アロンソのための2日間のテストを行うかたちとなっている。

 F1では規則でテストが厳しく制限されており、現行マシンでは、公式テスト以外に走れる機会は1年に2日間のフィルミングデーのみで、それ以外は2年以上前のマシンを使わなければならない。そのなかで、ルノーは2年のブランクのあるアロンソのために、事前テストの機会を設けようとしている。ルノーによると、テスト初日4日にアロンソは93周を走行したということだ。

フェルナンド・アロンソがルノーR.S.18でテスト(バーレーン)
フェルナンド・アロンソがルノーR.S.18でテスト(バーレーン)
フェルナンド・アロンソがルノーR.S.18でテスト(バーレーン)

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