人気さらに過熱 平塚の電子商品券、2時間で完売 次は…

アプリでQRコードを読み込み利用する平塚市の電子商品券

 新型コロナウイルスの影響を受けている地元商店を支援する神奈川県平塚市の電子商品券「ひらつか☆スターライトポイント」の追加販売が3日から始まり、約3億円分が2時間足らずで完売した。約4億円分が9時間で完売した10月の一般販売からさらに人気が過熱化している。

 当初発行した8億7千万円(プレミアム率30%を含む)分はすでに完売し、市は6億5千万円分の追加販売を決めた。この日は午前10時から3億2500万円分が先行し発売され、午前11時55分に売り切れた。

 ポイントのチャージや利用に必要なスマートフォンのアプリもすでに4万人以上がダウンロード。このうち8千人以上がポイントをまだ購入できていない状態という。

 ポイント販売店にも10%分のキャッシュバックがあるため、ポイント購入者にプレゼントやクーポンを提供するなど商戦が激化。3日の市内の商店街では100人近い長蛇の列もできたという。

 残りの3億2500万円分は13日午後3時から販売開始。市担当者は「すぐに完売し驚いている」と話している。市はさらなる追加販売は検討していないという。

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