渡辺謙×豊川悦司で名作「逃亡者」がよみがえる! 三浦翔平、稲森いずみ、夏川結衣、余貴美子ら豪華キャストが集結

テレビ朝日系では、12月5・6日に開局60周年2夜連続ドラマスペシャル「逃亡者」(午後9:00)を放送。同局がワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクション(WBITVP)と手を組んで、渡辺謙、豊川悦司の名優2人を軸に不朽の名作サスペンスを超大型スケールでよみがえらせる。

「逃亡者」は1963〜67年にかけてテレビシリーズとして世界を席巻し、93年にはハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズのタッグで映画化され、大ヒット記録を打ち立てたサスペンスアクション。今回のドラマ化にあたっては、物語の舞台を現代の日本に移して再構築し、最新科学捜査を盛り込んだスリリングな追跡劇や真犯人捜しの謎解きはもちろん、“追う者VS追われる者”が織り成す人間ドラマを骨太に描いていく。

妻殺しの容疑を晴らすため逃亡する主人公のエリート外科医・加倉井一樹を渡辺がアクション全開で熱演。そして、加倉井を執拗(しつよう)に追い詰める警視庁広域捜査班班長・保坂正巳を豊川がクールに演じる。

さらに、2人を取り巻く多彩なキャストが集結。事件の犠牲者となる加倉井の妻・陽子を夏川結衣、逃走する加倉井に手を差し伸べる美しき後輩医師・松崎美里を稲森いずみ、加倉井の親友でもある医師・宮島光彦を杉本哲太、同期の医師・石森卓を村田雄浩、逃亡中の加倉井の窮地を救う謎の女・米本花江を余貴美子が演じる。

また、追跡者である保坂が率いる、警視庁特別広域捜査班のメンバーには三浦翔平、元競泳日本代表で劇団四季でも活躍した藤本隆宏、演劇の衣装デザイナーとしても活躍している岩男海史ら、異色の経歴を持つ新進俳優たちがチーム入り。アクションにも果敢に挑んでいる。このほか、宇梶剛士、火野正平、篠井英介らベテラン俳優たちが顔をそろえている。

物語は、都内の高級住宅街で凄惨(せいさん)な殺人事件が発生。殺害されたのは、大学病院勤務のエリート外科医・加倉井の妻・陽子。執刀を終えた加倉井が深夜に帰宅したところ、1階で家政婦の女性が、そして2階の寝室で陽子がナイフで胸を刺されて絶命していたのだ。思いもよらない出来事にがく然とする加倉井は、現場から逃げる男を発見。階段で格闘となり、頭部を殴打されて気絶してしまう。だが、警視庁捜査一課刑事・浅野和志(篠井)らは加倉井が2人を殺害して逃走を図った挙げ句、階段を踏み外して気を失ったものと断定。加倉井は「義手の男を見つけてくれ」と訴えるが、加倉井の主張はかき消され、死刑判決が下される。

加倉井は東京から名古屋の拘置所へ移送されることとなったが、同じく移送バスに乗っていた爆弾テロ事件の首謀者・嶋岡正彦(天野慶久)の仲間らが、山中で護送車を襲撃。横転し炎上した車内から危機一髪、逃げ出した加倉井は深い森の中へと姿を消す。

なお、本作はABEMA、TELASAと連動。豊川演じる保坂をはじめとする“追う刑事”たちにスポットを当てたスペシャルコンテンツが独占配信され、“追う側”の心理を体感することで、作品の世界がさらにドラマチックに広がる。こちらも注目だ。

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