MotoGP:KTMテック3のレクオーナ、第13戦ヨーロッパGPを欠場。同居している兄弟が新型コロナ陽性

 11月5日、ロードレース世界選手権に参戦しているレッドブルKTMテック3は、ライダーのイケル・レクオーナの兄弟が新型コロナウイルスに感染し、レクオーナが濃厚接触者として認定されたためMotoGP第13戦ヨーロッパGPを欠場することになったと発表した。

 レクオーナ自身は、新型コロナウイルスの検査を11月3日に受けており陰性だったが、同居しておりアシスタントも務める兄弟がPCR検査で陽性反応を示した。

MotoGP:イケル・レクオーナ(レッドブルKTMテック3)

 5日にはレクオーナが再度PCR検査を受ける予定だが陰性であっても、アンドラ公国の法律により濃厚接触者として10日間の隔離を余儀なくされるために、第13戦の開催地であるスペインのリカルド・トルモ・サーキットに向かうことができなくなった。

 そのためレクオーナはMotoGP第13戦ヨーロッパGPを欠場する。11日(来週の水曜日)にも検査を行う予定であり、これが陰性の場合は第14戦バレンシアGPに参加することができるという。

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