「自殺考えた」25.2% 県民調査、7割相談せず

自殺などに関する県民意識調査の結果が発表された県自殺対策推進協議会=5日午後、宮崎市・県電ホール

 県は5日、自殺対策につなげるためおおむね4年に1回行っている「こころの健康に関する県民意識調査」の結果を発表した。本県の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)が全国平均を上回って推移する中、これまでに自殺を考えたことがある人の割合は、前回2016年調査を2.3ポイント上回る25.2%に上った。さらに多くが誰にも相談していない実態も浮き彫りとなった。

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