YouTube連動! 草深幸範プロがDAIWA"BLX"使い分けで相模湖のグッドサイズ連発!!

2020年に新たに11アイテムが加わり、全49機種の充実のラインナップとなった2代目ブラックレーベル 『BLX』。本シリーズでは、4名のDAIWAプロアングラーが実釣を通して『BLX』がもつ「ブランク性能」のポテンシャルとその使い分けを披露します。第3回は霞ヶ浦水系のみならず関東リザーバーへの造詣も深い草深幸範プロが『BLX』を巧みに使い分けてタフレイク相模湖を攻略!

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【Profile】
草深 幸範(くさぶか・ゆきのり)
霞ヶ浦をメインフィールドにし、W.B.S.で2度のA.O.Y.と2度のクラシックウィナーに輝く実力者。霞ヶ浦マスターのイメージが強いが、実は都下で生まれ育ち、奥神奈川リザーバーにも造詣が深い。様々なルアーを駆使してバスを釣り上げるマルチプレイヤーがタフレイク相模湖をどう攻略するか、そのアプローチは必見だ!

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今日はガッツリ釣っちゃいますよ〜!

草深さんがやってきたのは神奈川県北部(一部山梨県)に位置するメジャーレイク・相模湖。首都圏からのアクセスも良い、関東地方の人気リザーバーです。

草深「今日は僕が注目しているBLXのモデル、かつ自分が実際に使い込んでいるものを紹介します。釣果の方もガッツリ釣っていきたいと思いますので楽しみにして下さい!」

と、自信満々なご様子の草深センセイ。

ロケに同行したのは、過去2回の相模湖釣行でボウズしか経験していないルアマガ編集部員・大場です。中学校教師歴11年という異色の経歴の持ち主ですが、今日は完全に生徒になったつもりで草深センセイから熟練のテクニックを学ばせていただこうと思います!

季節は7月下旬。連日の雨により本湖全体が白濁していました。草深センセイはどんな釣りを展開していくのでしょうか!?

本湖白濁... まずはシャッドクランクでサーチ

まずは本湖南岸のストレッチをシャッドクランクでサーチしていく草深センセイ。使用しているロッドは「BLX LG632MLFB」

全周がオーバーハングだらけの相模湖ではショートロッドならではのキャスト精度がものを言いそうです。

こんなシチュエーションはショートロッドの絶対領域!

ところで番手が「632」ということは2ピースロッドなんですね。

草深「昔は1ピースと2ピースで結構性能差があったんですが、はっきり言って今は我々が使っても違いがわからない! 単純にテーパーや性能が自分に合っているかどうかでロッドを選んでいますね」

撃ち物系ソリッドティップでナイスバスをキャッチ!

しばらくストレッチをシャッドクランクで探っていくも反応なし。

草深「やっぱり簡単に釣れるわけじゃないんだね…(笑)」

と、苦笑いを浮かべながらタックルを持ち替える草深センセイ。

草深「大丈夫です。まだ本命場所じゃないんで」

次はホッグ系ワームの3.5gフリーリグで岩盤の底の倒木などを探る作戦です。使用しているロッドはソリッドティップを搭載した「BLX SG682MHXB-ST」

草深「ソリッドティップはちょっとしたボトムの変化でも竿先が繊細に入るので、わかりやすい。ロッドから手元に伝わる感度と目で竿先を見てわかる『目感度』の両方で捉えられる。特に今は3.5gの軽いシンカーを使っているので、普通のMHパワーのロッドだと水中の変化を感じ取りにくいですよね。あとは、ストラクチャーにルアーを引っ掛けた時、ソリッドティップだと移動距離を抑えて、より優しく外すことができるので、よりタイトにルアーをトレースできます」

落ち着いた口調で丁寧にわかりやすくロッドの特徴を説明してくださる草深センセイ。素敵です。

というか私、682MHXB-STが欲しくなりました!

その後、ジグロッドとテキサスロッドの違いもこれまたわかりやすく解説していただきましたが、そこらへんは動画を見ていただくとして、遂に待望のバイトが!

草深「よしキタ!」

ラインスラックを巻き取りつつ竿先を下げてタメを作り一気にアワせる。お手本のような美しいフッキングモーション。さすが草深センセイ!

姿を現したのは今の白濁した湖水に染まったかのごときグッドサイズのホワイトバス! ブラックバス!

3.5gフリーリグで見事キャッチ。軽いシンカーで繊細に誘えるのはソリッドティップの恩恵です。

いろんなロッドとルアーで釣りまくるマルチプレイヤー!

その後、フリーリグで2尾を追加。竿を持ち替え、BLX新作ジグロッド「SG671MHFB」でカバージグSS6gをレイダウンに撃ち込みさらにヒット! 順調に釣果を伸ばしていきます。

テンポよくジグを撃っていくためには、ハリのある強めのティップでスタックを外せるジグ専用ロッドを使うのが吉。

草深「シャッドクランクでも来ましたよ〜!」

「LG632MLFB」の柔らかいティップがルアーアクションを100%引き出し、バイトもしっかり絡め取ってくれます!

仕事が早い草深センセイの締めの1尾!

昼休憩間際、今回お世話になった柴田ボートさんの桟橋近くのフローティングストラクチャーにスティーズチャター3/8ozを通していく草深センセイ。

使用しているロッドは「LG6101MRB」草深センセイ溺愛のワイヤーベイト専用スペシャルロッドです。

このストラクチャーにブレーデッドジグを通し、ピックアップ寸前に事件は起きました…

草深「キタ!でかい!」

竿先から1m程しかルアーが離れていない位置でのバイトを「LG6101MRB」がしっかり受け止めました。

もんどり打ってバイトしてきたグッドサイズをキャッチ!

ピックアップ寸前の不意打ちバイトでしたがしっかり掛かるんですね。

草深「これがLGシリーズの良いところ。巻物に特化したテーパーと中弾性カーボンによってバイトを絡め取る。それでいてこの『LG6101MRB』はバットパワーがあるのでシングルフックもしっかり貫通させることができます」

これにて草深幸範センセイのロッド使い分け講座は終了! タフレイク相模湖で実演を交えながら非常に濃い内容を勉強させていただきました!

今回、バラシが一切なかったのも、草深センセイが状況とルアーに合わせて的確にロッドを使い分けているからだと感じました。勉強になります!

より詳しくロッドの使い分けを学びたい方はYouTube配信動画をぜひご覧ください!

草深「できすぎですね(笑)」

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