県内初、スマホかざすと本貸し出し 砺波図書館デジタルカード導入

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画面中央のバーコードを読み取り機にかざすと貸し出し手続きができる

 1日に開館した砺波市幸町の市砺波図書館は、スマートフォンの画面をセルフ貸出機にかざして本を借りられる「デジタルカード」を導入している。サービスカウンター横のモニターに呼び出し番号を表示するシステムも運用。砺波図書館によると、同カードや同システムの運用は県内初で、利便性向上を期待している。(高田莉緒奈)

 砺波市表町にあった旧図書館では、紙の利用カードを持っていないと貸し出しができず、トラブルが多かった。セルフ貸出機や予約資料受け取りシステムは、三谷産業(金沢市)が開発。図書館の移転新築に伴うシステム更新に合わせて導入した。

 デジタルカードの作成は、過去に旧図書館の利用カードを作ったことがあり、スマートフォンを持っているのが条件。スマートフォンから、持っていた利用カードの番号を登録すれば発行される。マスコットキャラクター「みっけねこ」がデザインされた画面のバーコードをセルフ貸出機にかざすと、本を借りられる。既に約150人が登録し「カードを忘れる心配がなくて便利」と好評という。

 呼び出し番号表示システムは、利用者がカウンターで依頼した作業が完了すると、順番待ち用の番号がモニターに映し出される。職員が館内の利用者を探したり、利用者が呼び出しを待ったりする必要がない。小西喜之館長は「デジタル化に対応したことで、利用者が使いやすい図書館になればいい」と話した。