AudiコンパクトSUV「Q2」に、ディーゼル搭載モデル「Q2 35 TDI sport」追加

 アウディ・ジャパンは、個性的なコンパクトSUVのAudi Q2に、2リッターTDIエンジンを搭載したグレード「35 TDI sport」を追加し、12月よりアウディ正規販売店で発売すると発表した。

 Audi Q2 シリーズは、ポリゴン(多角形)を多用した個性的なエクステリアデザインや、ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性とユーティリティ性能を兼ね備えたプレミアムコンパクトSUVだ。アウディ・ブランドでもっともコンパクトなSUVとして、2017年6月に日本発売し、高い評価を得てきた。

 これまでのエンジンラインアップは、1リッター直列3気筒ガソリンターボ(116ps/200Nm)の30 TFSI、1.4リッター直列4気筒ターボ・シリンダーオンデマンド装備(150ps/250Nm)の35 TFSI、さらに2リッター直列4気筒ターボ(300ps/400Nm)を発生するSQ2の3種類で、これにディーゼルターボらしく豊かなトルクと高い環境性能が特徴の2リッター直列4気筒35TDIを追加で、さらに多彩なラインナップが完成した。

 Q2に新搭載される2.0 TDIは、ボア×ストローク81.0×95.5mmのロングストロークタイプで、340Nmの最大トルクを1750~3000rpmの広範囲で発生し、最高出力の150psは3500~4000rpmで発揮する。

 組み合わせるトランスミッションは、TDIの特性に合わせてギア比を全体的に低めた7速Sトロニックで、駆動方式はFWD。標準タイヤサイズは215/55R17。WLTCモードによる燃費は16.0km/リッターを達成した。

 グレード構成は、人気の装備を標準としたAudi Q2 35 TDI sport(489.0万円)のモノグレード。MMIナビゲーションシステムやスマートフォンインターフェイスなどを含むナビゲーションパッケージ、バーチャルコックピットやオートマチックテールゲートといった快適装備、そして安全性ではアウディプレセンスベーシック、アクティブレーンアシスト、サイドアシストなど、多くの機能をまとめたアシスタンスパッケージを装着し、充実した内容となっている。(編集担当:吉田恒)

Audiブランドで人気のもっとも小さなSUV「Q2」に、クリーンディーゼル搭載モデル「Q2 35 TDI sport」を追加した

© 株式会社エコノミックニュース