今年で18回目を数える「小田原おでん祭り」が8日、小田原市内で開かれる。「小田原おでん」の地元として定着したイベントだが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、小田原競輪場(同市城山)をメイン会場にしたドライブスルー形式とする。
ドライブスルー形式は、同競輪場内に車が入れる一方通行路を作り、注文と商品を受け取る場所を別々に設ける。テイクアウトのみで、9種盛り合わせや梅みそ、豚角煮入りちまきなどが味わえる。徒歩や二輪車での参加はできない。
徒歩の場合は、小田原駅周辺で目印ののぼり旗を掲げる店で「街なか小田原おでん」を楽しめるほか、さまざまなイベント特典がある。
おでん祭りは昨年、台風の影響で中止となり、今年は会場などの変更を余儀なくされたが、実行委員会の担当者は「4月のおでんサミットも中止だった。他のイベントも軒並み中止になっているので、小田原おでんだけでなく地元も盛り上げたい」と意気込む。
メイン会場は午前10時~午後4時。問い合わせは、実行委電話080(6500)1750。