「丑」の花入れなど並ぶ 東彼杵・抱星窯で新作展

来年の干支「丑」をモチーフにした花入れなどが並ぶ「秋の陶房展」=東彼杵町、抱星窯

 長崎県東彼・東彼杵町川内郷の陶器工房「抱星窯」で「秋の陶房展」が開かれ、来年のえと、「丑(うし)」をモチーフにした花入れなど約100点が並んでいる。15日まで。
 小玉健策さん、恭子さん夫妻が毎年、初夏と冬に新作を中心に開いている。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で初夏の展示が中止になったため、約1年ぶりの新作展。恒例のえとをテーマにした作品のほか、日用食器などを展示販売している。
 同窯では新しいワークショップスペースも建設中。来場者が料理したり、ものづくり体験したりして過ごせる場所にしようと、来春の完成を目指している。

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