DeNA・三嶋 残り2試合、勝率5割「目指したい」

キャッチボールで汗を流す三嶋=横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」(球団提供)

 横浜DeNAの三嶋一輝投手(30)が今季限りで退任するラミレス監督に、勝率5割フィニッシュで報いる。チームは2試合を残して55勝57敗6分け。球団広報を通じて「試合をやる以上は目指したいし、(監督に)勝利をプレゼントしたい」とコメントし、自身初の20セーブ達成にも意欲を示した。

 8日は横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」で調整し、キャッチボールなどで汗を流した。今季は不調の山崎に代わって7月末からクローザーを務めて18セーブ。「残りの戦い方は来年に向けて大事。登板数は多い方がいいので、チャンスがあれば投げたい」と闘志を燃やす。

 ラミレス監督が率いた5年間でリーグ優勝を果たせなかったことが一番の心残りだ。「恩返しができずに後悔している。教えてもらったことを財産に、これからも活躍して監督に見てもらえる選手になりたい」と決意した。

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