笑顔がステキなまま成長した溝端淳平

女優の上白石萌音と俳優の溝端淳平が、今年最も笑顔が素敵だった著名人に贈られる「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2020」に選ばれ8日、都内で行われた授賞式に出席した。

同賞の主催が日本歯科医師会。授賞式で溝端は「おじが歯科医で、僕以上に喜んでいます。家族、親戚一同、この賞をいただけてうれしく思います」と誇らしげ。

上白石と溝端はこの日が初対面、溝端が「こんなに屈託のない笑顔で周りを明るくできる人はいない。今日は来てよかった」と話すと、上白石も「笑顔がクシャッとなってステキ。裏でも気を使っていただいて、すごく紳士的にエスコートしてくださった」と互いに絶賛したという。

2人の姉が応募したのがきっかけで、2006年に「第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリおよびボルテージ賞を受賞。

これにより歴代受賞者の中では最多となる40社の芸能事務所から所属の勧誘を受け、高校2年まで和歌山県で過ごし、上京し本格的に芸能活動をスタートさせた。

07年のテレビ朝日系ドラマ「生徒諸君!」で俳優デビュー。10年に映画「赤い糸」で、「第33回日本アカデミー賞優秀新人賞」を受賞した。

「今や大手のなった所属事務所だが、溝端がデビューした頃はまだ新興事務所だった。『ジュノンボーイ』の1年先輩の山本裕典とともに事務所を成長させたが、17年3月に山本が素行不良が原因で契約解除されてからは事務所の“長男”。若いころは主演が多かったが、このところ、脇役でいい味を出しているが、若いころからステキな笑顔のまま成長した」(芸能記者)

19年後期放送「スカーレット」でNHK連続テレビ小説初出演を果たしたが、今後も映像作品を中心に活躍しそうだ。

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