東京都市大学が研究室紹介をメインにしたオープンキャンパスを開催

東京都市大学では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、夏のオープンキャンパスはオンラインでの開催とし、秋の学園祭は中止とした。例年の学園祭では、理工系の大学らしく研究室活動の発表も主要な企画になっていた。そこで、2020年11月8日(日)のキャンパス来場型オープンキャンパスは、各学科の代表学生が研究活動を発表する機会も盛り込んで開催。400名を超える参加者が来場した。

当日は12:00から15:30まで「大学概要説明」「入試問題解説(数学/英語)」「研究室紹介」の各プログラムに、それぞれ「理工系」「建築都市環境系」「情報系」「文系/文理融合系」区分で学科を組み合わせてコースを設定した。防疫対策として時間コマごとに教室や座席の移動がないように設定したコースだったが、単なる「理系」「文系」のカテゴリーを超えた学科の組み合わせは、大学での学びが多彩であることを実感する機会にもなったようだ。

また、入試問題解説を行わず、3時間かけて東京都市大学の全17学科の研究室紹介を聴講するコースにも、保護者や高校2年生以下を中心に140名の参加があった。

東京都市大学では、後期からほぼすべての授業をキャンパスでの対面型で実施している。また、その教室授業をオンラインでも同時配信することで、学生自身が対面型とオンライン型を選択できるようにしている。多くの大学で「ハイブリッド型」と称しているスタイルとは少し異なり、既にキャンパスに先生も学生も戻ってきている状況の中で、受験生にとってもキャンパスに足を運ぶ貴重な機会となった。

参考:

【東京都市大学 受験情報ポータル】11月8日(日) [一般選抜対策オープンキャンパス「入試問題解説 & 研究室紹介」]キャンパス来場型

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