帳票のデータ化業務を効率化する複合機アプリ「クラウド連携アプリケーション for DX Suite」を提供開始

デジタルカラー複合機「ApeosPortシリーズ」とAI-OCRサービス「DX Suite」を連携

2020年11月11日
富士ゼロックス株式会社

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:玉井 光一)は、デジタルカラー複合機「ApeosPortシリーズ」と、AI inside 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:渡久地 択、以下「AI inside」)のAI-OCRサービス「DX Suite」を連携させるアプリケーション「クラウド連携アプリケーション for DX Suite」を本日より提供開始いたします。

「クラウド連携アプリケーションfor DX Suite」により、複合機タッチパネルのボタン操作のみで帳票のAI-OCR処理までを実行することが可能。帳票のデータ化業務の効率化を実現します。

クラウド連携アプリケーション for DX Suite 概要

これまでは、AI-OCR処理を行う帳票を読み取る前に、帳票データの解像度などを手動で設定していました。また、複合機で帳票を読み取った後、PCに帳票データを取り込み、PC上でDX Suiteへ帳票データをアップロードし、AI-OCR処理を指示する必要がありました。「クラウド連携アプリケーション for DX Suite」は、AI-OCR処理に適した解像度などが予め設定されているため、PCに取り込むことなく複合機のタッチパネルのボタン操作のみで帳票の記載内容をAI-OCR処理しデータ化することができます。

また、富士ゼロックスのクラウドサービス「Working Folder」に帳票データを格納すれば、一元管理することができるため、いつでもどこでも帳票データの共有・検索が可能です。電子文書を紙のように扱える富士ゼロックスのドキュメントハンドリング・ソフトウェア「DocuWorks」を利用すれば、AI-OCR処理を行った帳票データの閲覧も効率的に実施することができます。

「クラウド連携アプリケーション for DX Suite」の提供開始と合わせて、富士ゼロックスはAI insideとパートナー契約を締結し、AI-OCRサービス「DX Suite」の取り扱いを開始いたします。今後も両社の強みを活かすことで、お客様の帳票データ化業務の効率化を始め、経営課題の解決に貢献できる質の高いソリューション、サービスの提供を目指してまいります。

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■クラウド連携アプリケーション for DX Suite について
動作環境や対象機種、機能詳細については下記ページをご参照ください。
https://www.fujixerox.co.jp/product/multifunction/application/cloud_dxs

■ AI inside について
社名:AI inside 株式会社(https://inside.ai
所在地:東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
代表者:代表取締役社長CEO 渡久地 択
設立:2015年8月
事業内容:人工知能事業

■ DX Suite について(https://dx-suite.com/
DX Suite は、AI inside 独自開発の“文字認識AI”を搭載したAI-OCRサービスです。従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字を高精度で読み取り、これまで人が手入力で行っていたデータ化業務を自動化することができます。2020年6月末時点で国内5,800契約以上の導入実績があり、AI-OCR市場シェアNo.1<注1>製品として、業種業態を問わずあらゆる企業の業務改革を支援しています。

注1:富士キメラ総研 2019年3月発刊 「2019 人工知能ビジネス総調査」より

お知らせ:2021年4月1日から、富士ゼロックス株式会社は社名を「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社」に変更いたします。

・Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
・プレスリリースに掲載されているサービス、商品名等は各社の登録商標または商標です。