いかがお過ごしですか、nittaです。
2008年10月に竣工し、2020年4月に出火全焼した仙台圏の物流倉庫『プロロジスパーク岩沼1』の再開発が、去る10月21日に、プロロジスより発表されました。
※画像は企業の公式プレスリリースより
詳細はこちらをご覧ください。
[(https://www.prologis.co.jp/press-releases/201021 "プロロジス、宮城県岩沼市において「プロロジスパーク岩沼1」の再開発に着手")
プロロジス、宮城県岩沼市において「プロロジスパーク岩沼1」の再開発に着手プロロジスは、プロロジスがスポンサーを務める「日本プロロジスリート投資法人」が、その保有物件の「プロロジスパーク岩沼1」の再開発に着手することを発表しました。
「プロロジスパーク岩沼1」は、マルチテナント型物流施設として宮城県岩沼市に開発され2008年10月に竣工しましたが、約11年半にわたる運営の後、2020年4月...
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ポイントとしては
・再開発地は、被災前の場所とほぼ同じ。
・被災前の建物と同じ地上2階建だか、延床面積が約43,800㎡から約50,400㎡に拡張。
・上階への車両のスロープの新設や、貨物用エレベーターや垂直搬送機に適宜対応し、東北地方では数少ない1フロア/複層階のオペレーション(荷積み・荷下ろし、および入荷、ピッキング、出荷梱包作業等)による一層の荷物の搬出入のスピードや物流作業の効率向上が期待できる。
・7月より解体撤去工事が行われており、2021年2月に工事完了予定。新施設の着工は2021年3月、竣工は2022年4月の予定。
・入居企業は最大6社(6区画)を想定し、最小区画は約1,500坪から賃貸可能。入居企業の募集は始まっている。
などが挙げられます。
被災時には、隣接する東北フジパン仙台工場が、困惑する従業員に暖かいねぎらいの対応をされた話が話題になりましたね。
物流倉庫は、スーパーマーケット各店舗や個人宅配のピッキング業務だけで無く、食材や商品などのメーカーの在庫の備蓄拠点で使われることも多いので、仙台圏のスムーズな商品の物流を支える物流基地として改めて期待したいと思います。
それでは。
■ 開発地
「プロロジスパーク岩沼1」 計画概要
名称プロロジスパーク岩沼1開発地宮城県岩沼市空港南3丁目2-35敷地面積45,704㎡(13,825坪)延床面積50,446㎡ (15,259坪)構造地上2階建 鉄骨造着工予定2021年3月竣工予定2022年4月
■ 東北地方のプロロジスパーク
東北地方において、プロロジスはこれまでに9棟の物流施設を開発してきました。現在は、宮城県内において株式会社キユーソー流通システムの専用(BTS型)物流施設「プロロジスパーク仙台泉」、ヤマト運輸株式会社の専用(BTS型)物流施設「プロロジスパーク仙台泉2」を運営中です。