コロナウイルス検疫違反を犯したヨビッチ…禁固刑免れ罰金処分に

コロナウイルスの検疫違反を犯したレアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、禁固刑を免れ罰金を支払う事となった。

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ヨビッチは3月、コロナウイルスのパンデミックによりレアル全関係者に自宅隔離が命じられていた中、スペインから彼女の誕生日を祝うためセルビアに帰国。検疫違反によりセルビア当局が3万ユーロ(約370万円)の罰金を科したが、ヨビッチが拒否したため検察により6ヶ月の実刑判決が求められていた。しかしヨビッチは態度を一変し、当初の罰金3万ユーロを支払う事で合意。半年の実刑判決を免れた。

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一方で当時のヨビッチの言動は母国セルビアで多くの批判につながり、アナ・ブルナビッチ首相は「何百万ものサラリーをもらっているのに…。帰国後に検疫を無視する悪い例が、サッカーのスター選手から出てしまった」と糾弾。アレクサンダル・ブチッチ大統領は、再び違反を起こした場合は逮捕されるべきと厳しい言葉をかけた。

ヨビッチが実刑免れ罰金処分に※写真 Quality Sport Images

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