「ありがたかったです…」2度目の戦力外通告の燕・田代 ファンから惜しむ声続々

ヤクルトから戦力外となった田代将太郎【写真:荒川祐史】

レギュラーとしての活躍なくとも、ファンサービスを大事にした男へのエール

ヤクルトは11日、田代将太郎外野手、上田剛史外野手、藤井亮太内野手に来季の契約を結ばないことを伝えた。田代は西武、そして今回のヤクルトと2度目の戦力外通告となった。この日、自身のツイッターを更新し、ファンへの感謝を伝えると、多くのコメントが寄せられた。

田代は西武を退団し、18年からヤクルトへ移籍。多くの声援が球場で注がれていた。俊足を生かした盗塁や、後半の大事な場面での守備固めの貢献。また、開幕が延期していた時期はゲームなどの趣味をSNSで公開するなど、ファンを楽しませてきた。「今シーズンも暖かいご声援ありがとうございました。今年はコロナで厳しいシーズンでしたがファンの皆様のご協力もあり乗り越えることができました。ありがとうございました」とまずは挨拶した。

そして「来季の契約をしないことを通告されました。東京ヤクルトスワローズには3年間本当にお世話になりました。ライオンズから移籍して不安でしたが温かいチームですぐ慣れることもでき楽しい野球ができました!では、またどこかでお会いしましょう!」と感謝の思いを綴った。

そのツイートは一気に拡散され、ファンから温かいコメントも。「オフのインスタライブ楽しかったです」「コロナ禍で開幕の目途が立たず、情報のない中、ありがたかったです」「辞めないで下さい!」「とっても悲しい」「スワローズに来てくれてありがとう」と別れを惜しむ声が殺到している。(Full-Count編集部)

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