コロナ対策食事券 島原市臨時市議会 補正予算など3件

 島原市は11日、新型コロナウイルス禍で落ち込む外食需要の喚起を図ろうと、購入額の2倍分を市内の飲食店などで利用できる食事券の販売事業費7050万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案など3件を発表した。17日開会予定の臨時市議会に提出する。
 食事券は、1冊(額面6千円分)を3千円で販売。500円券の12枚つづりで、2万冊限定。市内の食堂や喫茶店、スナック、持ち帰り専門店など約170店で利用できる見込み。12月上旬から7地区の公民館のほか、島原商工会議所と有明町商工会で買える。使用期間は2月末まで。
 このほか市長、副市長、市議と一般職員の期末手当(ボーナス)の支給割合を国家公務員に準拠し、それぞれ引き下げる条例改正案を提出する。補正後の一般会計予算総額は前年度比21.3%増の294億6300万円。

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