3人制バスケ西日本大会県予選U-18男子 オールウェイズⅤ

【U―18男子決勝、瓊浦高―オールウェイズ】7分、オールウェイズのガード永野がドライブを仕掛ける=三菱重工総合体育館

 3人制バスケットボールの3×3長崎大会2020兼西日本エリア大会県予選は7日、長崎市の三菱重工総合体育館で行われ、U-18(18歳以下)の男子はオールウェイズ、女子は鎮西学院高B、オープンの男子は狼煙(のろし)が優勝した。3チームは西日本大会(U-18=14日・鹿児島市、オープン=来年1月予定)の出場権を得た。
 U-18の男子は2チームによる決勝、女子は5チームによる予選リーグと決勝を実施。オープンは男子のみ4チームの出場で、トーナメントで競った。
 このほか、U-12とU-15も行われ、それぞれ男女計14、16チームが参加した。

◎オールウェイズ4人 もう一度全国目指す

 U-18の男子を制したオールウェイズの4人は、長崎市内の有力高校でそれぞれエース格だった3年生。小学校からの顔なじみに結成を呼びかけた海星のフォワード道辻は「1人がけがで交代がいない中、優勝できてよかった」と笑顔を見せた。
 10月下旬の全国高校選手権県予選ではライバル同士。そこで優勝できなかった悔しさを胸に「もう一度全国を目指して、バスケをやり切りたい」と集まった。決勝ではガード永野が「監督が貸してくれた」と長崎東の赤いユニホームで出場。長崎工の高濱がベンチで見守る中、17-18からその永野の連続得点で21点に達して、勝負を決めた。
 14日の西日本大会は日本選手権(28、29日・東京)の出場6枠を懸けてリーグ戦を戦う。長崎西のセンター田口は「もっと展開を早くして、インサイドで頑張りたい」と気合を入れ直していた。

 


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