【横浜DeNA】山崎、最終戦登板へ ラミレス監督「皆さん望んでいる」

今季最終戦での登板に意欲をのぞかせた山崎

 2軍で調整を続けていた横浜DeNAの山崎康晃投手(28)が14日の今季最終戦(横浜)で、約1カ月ぶりに実戦登板を果たす見通しとなった。アレックス・ラミレス監督(46)が12日、「あと1試合残っているホームで起用したい。それは(ファンの)皆さんが望んでいる。力強く終わってくれたら」と明言した。

 山崎は今季39試合で0勝3敗6セーブ、防御率5.84。10月上旬、不振を理由にプロ6年目で初めて出場選手登録を外れたが、今月11日に昇格していた。2軍での調整期間を終えた右腕は「コンディションは万全。試合に投げられる準備をしてきた。しっかりいいパフォーマンスで終わりたい」と燃えていた。

 新たに守護神として18セーブをマークしている三嶋の存在は、「良きライバル。僕にないものをたくさん持っている先輩。刺激を受ける」。自身も多くのファンが見守る前で来季につながる投球を披露するつもりだ。

 また、佐野と首位打者争いを繰り広げながら、背中の張りのため、2試合を欠場している梶谷について指揮官は「トレーナーからOKが出たら出場させる。チームメートで争うのはエキサイティングなこと」と語った。梶谷は4打数3安打以上で、打率3割2分8厘の佐野を逆転できる。

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