リモートワークに適したサービスを求める人多数 @Japan IT Week IT製品・ソリューションの展示会

展示会名:第11回 Japan IT Week 秋
会期:2020年10月28日(水)〜30日(金)
会場:幕張メッセ 国際展示場1~6
主催者:リード エグジビジョン ジャパン
出展者数:約830社
来場者数:2万2315人
構成展:第11回 クラウド業務改革EXPO、第10回 情報セキュリティEXPO、第10回 Web&デジタルマーケティングEXPO、第9回 セールス自動化・CRM EXPO、第9回 データセンター&ストレージEXPO、第8回 次世代 EC&店舗EXPO、第6回 IoT&5G ソリューション展、第4回 AI・業務自動化展、第2回 ソフトウェア&アプリ開発展、第2回 組込み/エッジ コンピューティング展、第1回 システム運用自動化展
同時開催:第4回 通信・放送Week、第1回 AI・人工知能EXPO、第1回 ブロックチェーンEXPO、第1回 量子コンピューティングEXPO

IT製品・ソリューションの展示会「Japan IT Week 秋」では、新型コロナの影響で需要が拡大した遠隔作業やリモートワークに関する商材が関心を集めた。

▲遠隔地から現場の作業の様子を確認することができるカメラ付きヘルメットを出展した日本システムウェア(東京都渋谷区)

IoTソリューションを提供する日本システムウェア(東京都渋谷区)では、カメラ付きヘルメットが、製造業関係者に注目された。現場での作業を遠隔地からリアルタイムで確認し、リモートで指示を送ることができるものだ。「新型コロナの影響で、人の接触や遠隔地からの行き来が難しくなり、工場での作業を遠方から確認したいという相談が増えた」(品川克信さん)

PDFソフトウエア開発のスカイコム(東京都千代田区)では、PDF書類に電子化した印影(はんこを紙に押したとき、紙に残る朱肉のあとのこと)を押すサービスが注目を集めた。リモートワーク下においても、印鑑を押すために社員を出社させていた企業が解決策を探した。「商習慣から押印をなくせない企業の担当者が悩んでいる」(東英樹さん)

▲テキストを通じてコミュニケーションを行うことができる、チャットボットの需要があると読んで出展を決めたメディアリンク(東京都港区)

コンサルティングのメディアリンク(東京都港区)は、チャットボットを使ったウェブ接客ツールが余剰人材を抱える来場者の関心を集めた。新型コロナで、リアル店舗の閉鎖により生じた余剰人材を、チャットボットの有人対応人員として活用するツールだ。「リモートワークに適した新しい人材活用方法をシステムで提案したい」(橋本達大さん)

動画クラウドサービスのオープンエイト(東京都渋谷区)は、未経験者でも簡単に操作できる動画作成ツールをPRした。動画制作の経験がなかったり、量産できないことに課題を抱えている企業が集まった。SNSや広告に使う5分未満の短い映像や、対面研修を実施できない現状を受けて、オンラインマニュアル制作に対する需要も拡大している。


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