【縁ありて山口】 No.20「西倉 慎顕さん」

Q. 山口市(県)で驚いたこと、新鮮だったことは?

A. 道が整備されていて、どこへ行くにも運転しやすいこと。あと、麦畑や海など何気ない雰囲気の景色がきれいだなと思います。

Q. 山口での生活に手ごたえを感じた出来事や思い出は?

A. 地域おこし協力隊員の仕事で、阿知須のくりまさるを使ったかりんとう「ぱんぽきん」を一新できた時です。初めて形になった商品で、「やっていけるぞ」と思いました。

Q. 今後の山口市に期待することは?

A. 「地域らしさ」を守り続ける方々のもつ顕在的・潜在的な価値の見つめ直しや、現場まで届く情報共有ネットワークの構築、情報発信の機会創出に継続的に取り組む仲間を増やしていきたいです。地域らしさこそが誰も真似できない差別化要素であり、それが人を引き付ける魅力となり、地域の活性化にもつながっていくと考えています。

【プロフィル】1986年7月、奈良県生駒市生まれの34歳。山口大への進学で山口市へ。同大大学院を卒業後、三重県の食品メーカーに就職。2015年7月、山口市の地域おこし協力隊へ応募し着任。生産者の想いが伝わる商品開発に取り組み続け、任期終了後の2018年、生産者、加工者、販売者、地域をつなぐ「食の身近な相談所」を開設した。

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