ナゴビール第3弾は苦み少ないヴァイツェン 県産「島麦かなさん」使用 オリオン発売

 【名護】オリオンビールは13日、プレミアムクラフトビール「75BEER(ナゴビール)」第3弾となる「75BEER―ヴァイツェン」の発売を発表した。オリオンビールの工場があることから「ビールの街」として知られる名護市の市制50周年を記念した商品で、オーガニック農法で栽培されている沖縄のブランド小麦「島麦かなさん」を使用するなど、地場産業の振興も図っていく。

 24日から名護市内で334ミリリットル小瓶を先行販売し、12月1日から小瓶と350ミリリットル缶を県全域で販売する。

 ヴァイツェンは“小麦ビール”と呼ばれ、苦みが少なくフルーティーな香りが特長。13日に名護市役所を訪問した平良昭常務執行役員らオリオンビール側は「ホワイトソーセージなどに合う。苦みが少なく女性にも好まれる味になっている」と紹介した。

 試飲した渡具知武豊市長は「市政50周年記念のビールを第3弾まで作ってくれてありがたい。香りがよくて飲みやすい」と話した。名護十字路商店連合会の上地安郎会長は「ビールの街名護の飲食店でナゴビールを楽しんでほしい」とアピールした。

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